やすばのオタクがくさまさやのdesireを聞いて思ったこと。

私はやすばが好きです。

正確には好き“だった”ですが。もう二人をやすばとして追いかけることは出来なくなりました。
音楽を通して繋がっている二人が大好きで、だからこそ二人が悩み苦しんで作り上げた “desire”という曲は、特別な曲でした。


Aぇ!単独ツアー初日、Twitterでリチャくんと晶哉くんがdesireを歌ったと聞き、とても驚きました。
まさかこの曲を歌う人が出てくるなんて思わなかったので。
正直、最初は「歌わないでほしかった」と思いましたが、Twitterで散々騒ぎ立てられている内に、だんだん思考が落ち着いてきました。

“なぜこんなにも神格化されているのか”
“なぜ腫れ物扱いをするのか” と。

(ぶっちゃけ、他担が我が物顔でやすばを語ってるのを見てムカついたというのもありますが(笑))

だから、この耳でリチャくんと晶哉くんの歌声を聞くまでは、何も言わないでおこうと決めました。


一体、二人の歌声を聞いた自分がどんなことを思うのか。全く予想がつかないままコンサート当日がやってきました。昨日の神戸公演のことです。

二人の歌声を聞いた率直な感想は「全く別物だった。」

やすばのdesireは未だに聞くたび涙がこぼれるのですがそれもなく、自分でもびっくりするほどあっさりと聞けてしまいました。

リチャくんの声質がすばるくんと似ていなかったこと。晶哉くんと安田くんのハモリ方の違い。
理由を探せばいくらでもあると思いますが、やすばの時に感じる息苦しさが全くありませんでした。

私はそこでようやく、自分が思いを募らせていたのは “desire” という曲そのものではなく、“やすばがこの曲を作り、歌ったこと” だと気が付きました。

また、私はこの曲以上に “やすばのハーモニー” が大好きだったんだいうことも、再確認させられました。

その瞬間、この曲を縛り付けていた重たい鎖がひとつ外れたような気がしました。
それと同時に、先の見えない不安と孤独感に苦しんでいたあの頃の二人が救われたような感じがして、すごくほっとしました。


晶哉くんが歌ったCメロの「求めるほど〜」という安田くんのパート。
その「もと」の部分が安田さんの歌声そっくりで、どれだけこの曲を大事に聴き込んでくれたのだろうと思いました。

やすばがこの歌に込めた想いを理解して、それを歌声として昇華してくれた二人に、ただただ感謝するばかりです。

desireを、大切に歌ってくれてありがとう。