情報の取捨選択 (2021.05.05 vol.003)

こんばんは、うぐです。
今回は水バナvol.003についての備忘録です。

前回のブログ(vol.002編)で「矢花さんはこういう人だろうと推測しています」といったお話をしましたが、私は矢花さんのことを“知って”いるわけではなく、ただ彼への推測と解釈を繰り返しているだけなんだろうなと感じます。

私はあくまで雑誌やYouTubeなどで提供される矢花さんの言動と、私の中でのフィルターが交差した地点に出来る鏡像(偶像)を見ているのであって、それは“矢花黎”本人ではありません。

矢花さんは最近『僕はそんなにいい人間じゃない』という旨の発言をすることがあり、ファンが抱く矢花黎像とのギャップを感じる部分があるのかなと思っていますが、無責任な話 こっちは見えるところしか見えません。そして、見えるところだけを見て“矢花黎”という人物を解釈しています。だから矢花さんの新しい面が見えれば、その部分を加えて解釈し直すだけですし、「こういう自分を期待されてる」とかそういうことは考えなくていいですよ、と。そんなこと考えてるかも知りませんけど、そう思っています。

まぁただひとつ言わせていただくならば、たとえ内心イライラしていたとしても、怒りを表に出さないだけであなたは十分素晴らしい人です。それが出来ない人なんてごまんといますからね。(余談です)

アイドルという職業をしていると「知られる」ことがとても多いんじゃないかと思います。時に本人が傷つくようなことも“有名税”なんて言葉で片付けられてしまうけれど、少なくとも私は矢花さんが自ら公開してくれるものだけを享受し続ける存在でありたいと思っています。そして、彼に自らのエゴイズムを押し付けるようなことはしたくないと思っています。……正直ここはあまり自信がなくて、もしかしたらしてるのかもしれないけど、気にしてほしくないなと思っています。

アイドルが見せたいものを見ようとする。アイドルが見せたくない部分から目を逸らし続ける。その相互関係があるから「アイドルとファン」という関係は成り立つんだと思います。全てを知ることが決して幸せには繋がらないと分かっています。
その信頼関係をぶち壊して、見たくないものを見せてくるのが週刊誌なんですが、そこへの怒りはまた今度(やりません)

今回話したアイドルに関わらず「知る」喜びがある一方で、きっと「知らない」方が良いことも多い世の中だし、知ろうとして結果知らなかった方がよかったこととか、知りたくないのに知ってしまったこととか、沢山ありますよね。通販ひとつとっても調べるうちにどれがいいのか分からなくなったり、情報の取捨選択っていうのは難しいものです。

その辺の目利きの力も身につけて、何を信じて何を選ぶのか自分の芯をしっかり持って、人生を歩んでいきたいですね。

……何だこの話。

連載打ち切りです。
また今度